こころカルタ
text by 結木 茜 Akane Yuuki
うごく
最近、行動の大切さを痛感させられる。
論より証拠、百聞は一見に如かず、習うより慣れろ……などのたくさんのことわざは、究極、「動いて結果を出さなきゃ、考えてても何も変わらない」ということだと思う。
なのに、私たちは、やっぱり考えるのが好きだ。というより、動きたくない、変化したくないと言った方がいいかもしれない。「頭じゃわかっているんだけど」……と自分でも思わず口にしてしまうことがある。でも、それって本当はわかっていないということなんだよね。
動きたくない理由には、根っこは同じだけど二つあって、単純に動きたくない、変わりたくないという感情。これは怠惰とか横着とかいうけど。それと、動くことによって失敗すること、更に悪くなる事への恐れ。
ただ、自分ではどんなに変わりたくないと思っていても、人間の細胞は一瞬たりとも止まってはいないし、心臓だって常に動いているから生きてるわけで、結局変化しないということは不可能なこと。どうせ動いているのなら、自分の意志でプラスになる方向に動いた方がメリットがあるわけで、たとえ失敗と思ったことでも何ヶ月か何年かたったら、「あの経験のおかげで成長できた」なんてしらっと言える場合が多かったりもする。
だから、怖がらず、横着せずに、なんでもいいから行動に移してみましょ。なんだって、やってみなけりゃわかんないんだから。歩き出すときに、右からか、左から、どの角度で、どのぐらいの歩幅で……なんて考えている間に、先に足を動かした方が前に進んでいるんだから。
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