こころカルタ
text by 結木 茜 Akane Yuuki
イメージ
人はみな、イメージの世界に生きている。
そう言われたら、貴方は否定しますか、それとも納得しますか。
イメージの世界に住人と言ったら、 極端な例で言うなら、たとえばストーカーとか、いわゆる思いこみの強い人いうのが思い浮かびます。
でも、本当にそれだけでしょうか?
たとえば、生活の中で感じる、「裏切られた」という気持ち。それは人に対してでも、ものに対してでもですが、自分が裏切られたと思う気持ちを持つのは、相手に対して、自分なりの強いイメージがあったからではないかと思うのです。世の中、相手を陥れようとして人を裏切れる人なんて、そう多くないはず。それなら、相手を責める前に自分がきちんと相手を理解していたか反省する時が必要です。人を責めると自分も落ち込むけど、自分を冷静に省みることができれば、必ず成長できるはず。
特に恋愛ではみんな多かれ少なかれドラマの主人公になってしまいますから(冷静なだけの恋愛なんて、有り得ないですもんね)、イメージの沼であっぷあっぷする前に、ちょっとリアルの岸に戻ることも大切な気がします。
でも、イメージは人を不幸にするだけのものではありません。
たとえば、スポーツのイメージトレーニングのようにに、うまく使えば自分の中に眠っている力を引き出すことができます。
要は自分の中にあるイメージに振り回されるか、イメージを活用するかということですね。

とは言うものの、本当はあまり力まずに、事実をありのままに受け入れて、素直に行動していくことができれば、それだけで人は幸福になれたりするものですよね。
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