暖かな陽射しに包まれた昼下がり。春風を頬に感じながらお茶のひとときを楽しみたくなります。穏やかでのんびりと、気持ち良く過ごせるような、長閑(のどか)なティータイムには、やはりお菓子が欠かせません。こんな折にふさわしいお菓子といえば、桜餅でしょう。関西では、蒸した道明粉であんを包むそうですが、関東風の桜餅は、白玉粉と小麦粉を合わせて溶き、焼いた皮であんを包みます。私は桜餅が大好物なので、一枚の薄皮にあんが少し、というのでは物足りなくて、もっとたっぷりいただきたいと思っていました。そこで考えついたのが、このミルクレープ風の桜餅です。作り方はとても簡単で、皮にあんを塗って重ねるだけ。どんどん重ねていくと、女の子の帽子のような愛らしい形になりました。通常の桜餅のように、桜の葉の塩漬でくるむ替わりに、花の塩漬をあしらってみました。花も葉に劣らず、良い香りです。
材料
白玉粉 小3
薄力粉 180g(ふるっておく)
砂糖 100g
こしあん 250g
食紅(耳掻き1杯程度を330ccの水で溶く)
桜の花の塩漬 少々(水につけておく)
サラダ油
作り方
1) 白玉粉は、食紅を溶かした水を少しずつ加えながら溶く。
2) 薄力粉、砂糖を混ぜ、1)を少しずつ加えながら、泡立て器でよく混ぜる。だまがあるようなら、網でこす。
3) テフロン加工のフライパンを熱し、サラダ油を薄く塗り、弱火で2)のたねを薄くのばす。直径16cmくらいのクレープ状に焼く。12枚くらい焼ける。
4) 皮が冷めてから、あんを薄く塗り重ねる。桜の花の水けをふき、皮の間に挟むようにして仕上げる。
※料理写真はクリックすると、拡大します。
連載表紙へ
(さくらだい)
(つみくさ)
(のどか)
(ひなが)
※各季節のことばをクリックすると、句と料理のページへリンクします。
Copyright (c) 2001-2003
i-sys.ne.jp
All rights reserved
.